おめめの歯形

自分の足跡を残すというより、必死に食らいついて歯形くらいしか残せない

アイスクリーム

朝から。
イビキをかいて、電気、エアコンつけっぱなしで眠る主人をよそに。

私は飼い猫を病院へ連れてゆき、連日の雨で出来なかった洗濯物を乾かしにランドリーへゆき。

帰ってから家事を一通り済ませ。
やっと起きた主人にお腹が空いてないかの確認をし。

雨の毎日、週末も籠りがちになるので、主人を映画に誘うも今日は嫌だと断られる。

夕食にラーメンでもいいね、と言って1人でラーメン屋を調べる。主人は相変わらずテレビに夢中だ。

結局、お腹がさほど空いてない状態になり、スーパーへ主人と出かけた。

車内で。
行きも帰りも、最近読んだ小説の話をしたのは私だ。主人が勧めた小説だから、話も盛り上がると思ったのに、だいぶ前に読んだらしく、盛り上がらない。

帰って簡単な夕食を済ませた。

話題をと思い、芸能人の話をしたら、不快だと言われた。

不覚にも泣いてしまった。

私の何がいけないか、自分でもわかっている。
でも、私の何がいけないか、自分でもわからない部分がある。

主人は優しい。
私が寝ていたらパンを買ってきてくれたり、
愚痴も沢山聞いてくれる。

主人は仕事で毎日疲れてるだろうから、私は頼み事もお願い事も最小限に抑えてる。

でも、そうゆうことじゃない。
全然違う。

泣いたら謝られた。

きっと違う。
何かが違う。
絶対的に違う。

底なし沼にいるようで、心が折れる

誰も助けてくれない。

アイスを食べている途中で泣いたから、アイスはデロデロに溶けていた。

 

私も溶けてしまいたい。