おめめの歯形

自分の足跡を残すというより、必死に食らいついて歯形くらいしか残せない

拝啓、はいね様

巷では狂ったように
「平成最後」「平成最後」と叫んでる。
情報媒体では「あと○日で新年号発表」と躍起になっている。
その通りで、あと少しで平成が終わる。

2018年が終わる時も、2019年が始まった時も、私は、とあるブログの更新を待ち望んでいた。
そう。
みんな大好き(個人調べ)加藤はいね氏のブログだ。

彼女の文才に魅せられて6年。
過去記事から最新記事までむしゃぶりつくように読んで、特に好物だった佐藤関連の記事はちょっと暗唱できる部分もあるくらい。

はいね氏の筆が遅いことは有名で、さらにここ数年は一年に一記事くらいのペースになっていた。
オリンピックよりはやってんな、くらいに思ってが、ブログの更新はないまま、2019年を迎えたし、まさかの平成が終わる。

はいね氏、2019年ですよー!
平成が終わるし、新しい元号になって、東京オリンピックもやってきて、とにかくネタ、沢山あるよー!!

私みたいな底辺クズが叫んだところで、返してくれんのはやまびこくらいだろう。

はいね氏の初期の記事に、東京タワーが綺麗って佐藤に送ったら、佐藤がちゃんと感動してくれたっていうのがあって。
私はそうゆんが好きだったから、はいね氏が処女であろーと、そうでなかろーと、なんつうか、心が「ぐわん」てもってかれる文章が好きだったのだ。
うん、それでいいじゃないか。

残念な気持ちもあるし、ホッとしている気持ちもある。
複雑な感情ではあるけど。
名前を変えて、はいね氏がブログをやっているかもしれない。
仕事に追われているかもしれない。
海外へ行ってしまったのかもしれないし、ギネス記録に挑戦しているのかもしれない。

かもしれない。
かもしれない、は、もう、ずーっとかもしれない、なんだよ。

どっかのブロガーさんが「もう加藤はいねは処女ではなくなり、幸せなんじゃないか」と記事にしてあった。
わかる気がする。
てか、せめて、そうであってくれ。
アイドルがアイドルのまま引退してくれたってゆうか、普通の女の子に戻ります的な、まぁそんな感じで、私の腹八分目の時に更新がなくなった。そんだけ。

佐藤が結婚した時は私も全然オーケーじゃなくて、バガボンド宮本武蔵のように空を見上げたしね。
ランドセル背負ってない方の佐藤に私も会いたいし。

少なくとも私の平成に、はいね氏の存在は大きくあったのだ。

その平成も、私の意思や許可なく終わるっつうんだから、そらいっちょラブレターでも、と綴りました。

大好き、でした。
はいね氏がどうか幸せでありますように。